脳神経内科
診療科紹介
当科では、脳卒中、パーキンソン病、脳炎・脳症、脊髄炎、ギラン・バレー症候群、ミトコンドリア病、MOG抗体関連疾患、多発性硬化症など、さまざまな神経の病気をお持ちの方を対象に、それぞれの病気や症状に合わせた回復期リハビリテーションを行っています。
人の話がわかりにくくなったり、言いたい言葉がうまく出てこなくなる失語症や手の麻痺など、比較的長い期間のリハビリテーションが必要な場合には、退院後も外来で通院しながら、リハビリテーションを続けることもできます。
また、横浜市立大学附属病院や市民総合医療センター、横浜市立みなと赤十字病院、横浜栄共済病院、横浜南共済病院、横須賀共済病院、秋山脳神経外科病院などの急性期病院と連携し、発病から退院後まで切れ目のない医療とリハビリテーションを提供できる体制を整えています。
脳神経内科の病気は、自己免疫介在性脳炎・脳症に代表されるように、新たな抗体の発見に伴い、新しい病気の概念や分類が次々と生まれるなど、日進月歩の領域です。検査で異常が見つかりにくい「機能性神経障害」でも、正しい診断を行い、リハビリテーションを組み合わせることで症状の改善が期待できます。
治療と並行してリハビリテーションを進める場合も多く、診断から治療、リハビリテーションまでを一体として担うことこそが、脳神経内科医の果たすべき役割であると考えています。病気をお持ちの方々にその人らしい生活を取り戻せるようお手伝いします。
医師紹介
| 医師名 | 阿部 仁紀 （Yoshinori Abe） |
| 役職 | 脳神経内科部長 |
| プロフィール | 福島県立医科大学卒業 Northwestern University にResearch Fellowとして留学。その後、大原綜合病院、総合南東北病院、独立行政法人国立病院機構いわき病院、屏風ヶ浦病院、そして横浜なみきリハビリテーション病院を経て2023年より磯子中央病院に勤務しております。 |
| 専門分野／ 得意とする診療・治療 |
脳卒中リハビリテーション、パーキンソン病リハビリテーション 神経内科専門医、神経内科指導医、日本内科学会認定内科医、日本脳卒中学会専門医 パーキンソン病リハビリテーション研究会 代表世話人、神奈川脳卒中広域シームレス医療研究会 世話人/回復期リハビリテーション病院、横浜脳疾患地域連携懇話会 世話人/回復期リハビリテーション病院 |
| メッセージ | 神経リハビリテーションの担当医には、神経疾患に精通していることに加え、多職種それぞれの専門性を最大限に引き出し、チームとしてまとめ上げるマネジメント／プロデュース力が求められると考えています。 前職で培ったプロデュース力を生かし、脳神経内科医の視点から、リハビリテーション科のスタッフのみならず、看護師、准看護師、派遣看護師、看護補助者、薬剤師、管理栄養士、医療社会福祉士、検査技師、放射線技師の方々と日々密に対話を重ねながら連携しています。 その協力体制のもと、患者様一人ひとりで異なるゴールに寄り添い、オーダーメイドのリハビリテーションを実践しています。 |
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